お菓子の髑髏 ─ブラッドベリ初期ミステリ短篇集

レイ・ブラッドベリ 著 , 仁賀 克雄

砂糖菓子の髑髏が導くのは
死か、それとも――

若き日のブラッドベリが探偵小説誌に発表した作品のなかから選ばれた15篇。ブラッドベリらしい、ひねりのきいたミステリ短篇集。

お菓子の髑髏 ─ブラッドベリ初期ミステリ短篇集
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,100円(税込)
  • Cコード:0197
  • 整理番号:ふ-11-2
  • 刊行日: 2012/05/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:400
  • ISBN:978-4-480-42929-2
  • JANコード:9784480429292
レイ・ブラッドベリ
レイ・ブラッドベリ

ブラッドベリ,レイ

1920年アメリカ、イリノイ州生まれ。作家。詩人。高校卒業後、街頭新聞売りのかたわら独力で『フューチュリア・ファンタジア』を発行。パルプ・ マガジンに短篇を発表したのち、1947年に短篇集『ダークカーニバル』を刊行。続いて1950年に『火星年代記』を、1953年には『華氏451度』を刊行し、名声を得る。『たんぽぽのお酒』『何かが道をやってくる』ほか、著書多数。

仁賀 克雄
仁賀 克雄

ジンカ カツオ

本名・大塚勘治。1936年横浜生まれ。横須賀高校卒。早稲田大学在学中、江戸川乱歩を顧問に迎えワセダミステリクラブを創設。卒業後は会社勤めのかたわら、創作活動や翻訳などに従事。長年、切り裂きジャック事件の調査を続け、日本随一のリッパロロジスト(切り裂きジャック研究家)ともいわれる。主な著訳書に『ドラキュラ誕生』(講談社)、『新 海外ミステリ・ガイド』(論創社)、レイ・ブラッドベリ『お菓子の髑髏』、フィリップ・K・ディック『人間狩り』(各ちくま文庫)など。

この本の内容

失踪した友人を探してメキシコにやってきた、アメリカ人作家ロビー。伝統の祝祭「死者の日」の朝、目覚めたロビーの目に飛び込んできたのは、何者かが置いていった砂糖菓子の髑髏だった。やがて友人の死骸が地下墓地で発見され、彼の身にも危険が―若き日のブラッドベリが探偵小説誌に発表した作品から選ばれた15篇。ブラッドベリらしい幻想味と怪奇にあふれた、ひねりのある殺人劇。

この本の目次

幼い刺客
用心深い男の死
わが怒りの炎
悪党の処理引き受けます
悪党どもは地獄へ行け
長い夜
屍体カーニバル
地獄の三十分
はるかな家路
生ける葬儀
ぼくはそれほどばかじゃない
トランク・レディ
銀幕の女王の死
死者は甦らず
お菓子の髑髏

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