田村秀
( たむら・しげる )1962年生まれ。北海道出身。東京大学工学部卒。博士(学術)。自治省、香川県企画調整課長、三重県財政課長、東京大学教養学部客員助教授、新潟大学法学部教授・学部長を経て、現在は長野県立大学グローバルマネジメント学部教授。専門は行政学、地方自治、公共政策。著書には『暴走する地方自治』『地方都市の持続可能性』(どちらも、ちくま新書)、近著に『公立大学の過去・現在そして未来』(玉川大学出版部、2021年)など多数。
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中東のシリアより治安が悪くて、国債信用度はアフリカのボツワナと同程度だが、世界で一番おいしいレストランが多いグルメ国。…いずれも“権威ある”ランキングによる日本の評価。でもそれ本当?ランキングは、人気の有無、いい悪いが一目瞭然になって便利な半面、危ない罠が潜んでいる。誰がどう選び、その評価はどう利用されているか。巷に溢れる仰天ランキングに惑わされていませんか?―。
第1章 ランキングとは
第2章 教育に関するランキング(全国学力テストの波紋
どこの国の子供が賢いのか? ほか)
第3章 国や地域に関するランキング(どの国が世界一か?
神をも恐れぬ、国の格付け ほか)
第4章 企業や病院に関するランキング(どんな企業が優良企業か
格付け会社を格付けせよ ほか)
第5章 エンターテインメントに関するランキング(メディアのランキングは大丈夫か
食のランキングは正しいのか ほか)
第6章 ランキングの罠から逃れるには(ランキングから見えてくるもの
ランキングの罠から逃れるには)
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