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ちくま文庫

サムライとヤクザ

——「男」の来た道

定価

858

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43045-8

Cコード

0121

整理番号

-39-1

2013/03/06

判型

文庫判

ページ数

288

解説

内容紹介

戦国の世から徳川の泰平の世への転換に伴って、戦士の作法であった「男道」は色あせ、役人の心得である「武士道」へと様変わりする。江戸前期に鳴らした「かぶき者」が幕府から弾圧されると、「男」を継承したのは江戸の藩邸が雇い入れた駕篭かきなど町の男達だった。武士が武威を彼ら荒くれ男に肩代わりさせた結果…。武士道神話、任侠神話を豊富な史料をもって検証する「男」の江戸時代史。

目次

1章 男とはなにか
2章 逸平と金平
3章 任侠の精神
4章 男の色
5章 新しい男たち
6章 されど武士の一分
7章 悪の華
8章 戦士失格
9章 ノーブレス・オブリージュ、ヤクザ

著作者プロフィール

氏家幹人

( うじいえ・みきと )

1954年福島県生まれ。東京教育大学文学部卒業。歴史学者(日本近世史)。著書に『江戸藩邸物語』『かたき討ち』(中公新書)、『江戸の少年』『悠悠自適』(平凡社ライブラリー)、『大江戸死体考』『江戸奇人伝』(平凡社新書)、『武士道とエロス』『江戸の性風俗』(講談社現代新書)、『江戸老人旗本夜話』『江戸の性談』(講談社文庫)、『江戸の怪奇譚』(講談社)、『江戸人の老い』(PHP新書)、『旗本御家人』(洋泉社歴史新書y)、『不義密通』(洋泉社MC新書)、『江戸の女の底力』(世界文化社)など。

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