山本幸久
( やまもと・ゆきひさ )1966年生まれ。会社勤務、編集プロダクション勤務を経て、03年『笑う招き猫』で小説すばる新人賞を受賞してデビュー。さまざまなジャンルで働く女性を描くなど、お仕事小説に定評がある。他の著書に『ある日、アヒルバス』『凸凹デイズ』『床屋さんへちょっと』等々、多数。近著に『寿フォーエバー』(河出文庫)『芸者でGO!』(実業之日本社)、『ジンリキシャングリラ』(PHP研究所)『店長がいっぱい』(光文社)など。
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五反田にある社員200人ほどの文房具会社が運動会を開いた。いい年をして独身寮にいる名物男、社内の嫌われ者のおべっか男、ヨン様ばりのモテモテ男、「ママ」の異名をもつ色っぽい社長秘書、べらんめいの姉御肌…会社にはじつにさまざまな人材がいた!普段とは違う状況下で彼らの人生がほの見え、会社生活の新展開もほの見える。3年後のあの人を描く書下し短篇を追加。
パパは今日、運動会
カレシは今、高尾山
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