日韓併合期ベストエッセイ集

鄭 大均

あの時代の、あたり前の人間の
日常が忘れられている。

日韓併合期、朝鮮半島で人々は何を感じどう暮らしていたのか。人との交流から朝鮮の自然や文化まで、朝鮮半島での日常を鮮やかによみがえらせる。

日韓併合期ベストエッセイ集
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,320円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:て-14-1
  • 刊行日: 2015/07/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:448
  • ISBN:978-4-480-43282-7
  • JANコード:9784480432827
鄭 大均
鄭 大均

テイ タイキン

鄭 大均(てい・たいきん):1948年岩手県生まれ。韓国系日本人。専攻は日韓関係論、在日外国人。立教大学、UCLA で学び、81年から95年まで韓国の啓明大学校外国学大学等で教鞭をとる。現在は東京都立大学名誉教授。著書に『増補版 韓国のイメージ』『日本のイメージ』『在日の耐えられない軽さ』(いずれも中公新書)、『在日・強制連行の神話』(文春新書)、『韓国のナショナリズム』(岩波現代文庫)、『韓国が「反日」をやめる日は来るのか』(新人物往来社)、『日韓併合期ベストエッセイ集』(編書、ちくま文庫)などがある。

この本の内容

日韓併合の時代に、人々はなにを感じ、なにを考えていたのか。印象的なのは、この時代を生きる人々が、自明のことのように、海を越え、それぞれの人生を切り拓く姿であろうか。私たちはどのような時代に生きていても、「良いひと」に出会い、「美しいもの」に出会うことができる。日韓併合の時代を知ることは今日の日韓関係を理解するにも有益である。幼少期の思い出から、文化、自然まで、名エッセイを集めた文庫オリジナルアンソロジー。

この本の目次

第1章 子どもたちの朝鮮
第2章 朝鮮の少年たち、日本へ行く
第3章 こんな日本人がいた
第4章 出会い八景
第5章 作家たちの朝鮮紀行
第6章 街と風景と自然
第7章 朝鮮を見て、日本をふり返る

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