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ちくま文庫

本が好き、悪口言うのはもっと好き

痛快エッセイ「『支那』はわるいことばだろうか」を始め、李白と杜甫の人物論、新聞醜悪録など、すべての本好きに捧げる名篇を収めた著者の代表作。

定価

968

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43532-3

Cコード

0195

整理番号

-37-7

2018/08/08

判型

文庫判

ページ数

368

解説

内容紹介

東アジアの国名表記にメスを入れ、外交にも影響を与えたと言われる伝説のエッセイ「『支那』はわるいことばだろうか」をはじめ、明快かつ深い李白と杜甫論、狩野亨吉、江馬修らを論じた傑作人物エッセイを収める。また、言葉の観点から捉えた辛辣な批評「新聞醜悪録」や「書評十番勝負」「湖辺漫筆」など、すべての本好きに捧げる名篇が収録され、第11回講談社エッセイ賞を受賞した、著者の代表作を復刊する。

目次

1 うまいものあり、重箱のスミ
2 新聞醜悪録
3 書評十番勝負
4 「支那」はわるいことばだろうか
5 ネアカ李白とネクラ杜甫
6 なごやかなる修羅場
7 湖辺漫筆
8 回や其の楽を改めず

著作者プロフィール

高島俊男

( たかしま・としお )

高島 俊男(たかしま・としお):1937年生れ、兵庫県相生市出身。東京大学大学院修了。中国文学専攻。『本が好き、悪口言うのはもっと好き』で第11回講談社エッセイ賞受賞。長年にわたり「週刊文春」で「お言葉ですが」を連載。主な著書に『中国の大盗賊・完全版』『漢字雑談』『漢字と日本語』(講談社現代新書)、『お言葉ですが』シリーズ(文春文庫、連合出版)、『水滸伝の世界』『三国志きらめく群像』『漱石の夏やすみ』『水滸伝と日本人』『しくじった皇帝たち』(ちくま文庫)等がある。2021年、没。

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