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ちくま文庫

四角形の歴史

犬は風景を見るのだろうか? 四角い画面。四角いファインダー。その四角形はどこからやってきたのだろう? 文明論的考察。解説 ヨシタケシンスケ

定価

748

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43795-2

Cコード

0195

整理番号

-10-21

2022/03/10

判型

文庫判

ページ数

128

解説

佐藤 雅彦

内容紹介

犬は風景を見るのだろうか?四角い画面。四角いファインダー。その四角形はどこからやってきたのだろう……。前衛美術家・漫画家・芥川賞作家である赤瀬川原平が、晩年に遺した「こどもの哲学 大人の絵本」第2弾。文明論的な考察にまで思索をめぐらせ、読者を「眼の冒険」にご招待します! 解説 ヨシタケシンスケ 

目次

1 風景を見る
2 絵の歴史
3 もっと昔の絵の歴史
4 四角形の歴史
5 四角形と犬

著作者プロフィール

赤瀬川原平

( あかせがわ・げんぺい )

1937年横浜生まれ。画家。作家(尾辻克彦)。60年代には「ハイレッド・センター」など前衛芸術家として活動、70年代には「櫻画報」など独自の批評を盛り込んだイラストレーターとして活躍、81年には『父が消えた』で芥川賞を受賞。1986年、藤森照信、南伸坊らと「路上観察学会」を結成。他に高梨豊、秋山祐徳太子との「ライカ同盟」、山下裕二との「日本美術応援団」の活動がある。2014年没。

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