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ちくま文庫

「最後の」お言葉ですが・・・

言葉をめぐる伝説の刺激的エッセイ、週刊誌連載最後の58篇、初の文庫化。「敬語敬語と言いなさんな」「豫言、預言、予言」他、真っ当な文章の粋。

定価

1,100

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43863-8

Cコード

0195

整理番号

-37-8

2023/02/09

判型

文庫判

ページ数

432

解説

内容紹介

昨年亡くなった著者は『週刊文春』誌上で1995年5月4・11日号から2006年8月17・24日号まで11年にわたって「言葉の語源や、本来の正しい使い方、などについて」の連載エッセイ「お言葉ですが…」を連載した。連載最末期の部分は、それまで10冊の単行本と文庫を刊行した文藝春秋ではなく『お言葉ですが・・・ 第11巻』として連合出版から刊行された。日本人の多くが誤解する「預言」の意味についてあらゆる角度から徹底的に検証した表題作をはじめ、言葉にまつわる迷妄、誤解、珍解釈をユーモラスかつ辛辣に書き続けた人気連載最後の58篇をタイトルを変更して刊行する。初の文庫化。
(目次より 聖人の道・自称の問題・敬語敬語と言いなさんな・なんと読むのか「文科省」・責を負って腹を切った・ぼくはウンコだ・歴史の通し番号)

目次

白石晩年
反切のはなし
なんとよむのか「文科省」
遣唐使がやってきた
歴史の通し番号
「インド」はどこにある?
ゴッドの訳はいくつある?
ありがとうございました

著作者プロフィール

高島俊男

( たかしま・としお )

高島 俊男(たかしま・としお):1937年生れ、兵庫県相生市出身。東京大学大学院修了。中国文学専攻。『本が好き、悪口言うのはもっと好き』で第11回講談社エッセイ賞受賞。長年にわたり「週刊文春」で「お言葉ですが」を連載。主な著書に『中国の大盗賊・完全版』『漢字雑談』『漢字と日本語』(講談社現代新書)、『お言葉ですが』シリーズ(文春文庫、連合出版)、『水滸伝の世界』『三国志きらめく群像』『漱石の夏やすみ』『水滸伝と日本人』『しくじった皇帝たち』(ちくま文庫)等がある。2021年、没。

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