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ちくま文庫

犯罪日誌

昭和を代表するジャーナリストであり、流行作家でもあった日本文学の奇才が描く〈色〉と〈金〉をめぐる〈復讐〉をモチーフにしたミステリ短篇集。

定価

1,210

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43951-2

Cコード

0193

整理番号

-33-2

2024/04/10

判型

文庫判

ページ数

400

解説

内容紹介

昭和を代表するジャーナリストであり、流行作家でもあった日本文学の奇才が描く〈色〉と〈金〉をめぐる〈復讐〉をモチーフしたミステリ短篇集。

煎じ詰めれば、この世は〈色〉と〈金〉
稀代の流行作家が描く“復讐”の物語
欲望渦巻く現代社会 犯罪に手を染めた人間をリアルに サスペンスフルに 描く貴重な短篇が甦る

昭和中期の週刊誌創刊ブームの中、トップ屋(巻頭記事を担当するフリージャーナリスト)として活躍した著者は、1962年に話題となった経済小説『黒の試走車』以来、多種多様なジャンルの小説やルポルタージュを発表し人気作家となる。本書は、1960年代後半から文芸誌に発表されたサスペンス、犯罪ものを日下三蔵の編集で贈るオリジナル作品集。愛とエロスと欲望の中で繰り広げられる"復讐"の物語。
カバーデザイン welle design(坂野公一+吉田友美)
カバー装画 石松チ明

目次

海の殺戮      
有閑マダムと少年  
甘美な誘拐     
犯罪日誌      
腐爛死体の場合は  
名士劇殺人事件   
四本目の鍵     
失脚のカルテ    
湖底の賭      
編者解説 日下三蔵 

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