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ちくま文庫

包帯クラブ ルック・アット・ミー!

——The Bandage Club Look At Me!

伝説のベストセラー『包帯クラブ』待望の続編

ベストセラー続編。伝説の物語が還ってきた! 悲しみがあふれた世界で、戦わずに大切なものを守ろうとあの6人が再び動き出した。装画 五十嵐大介

定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-44032-7

Cコード

0193

整理番号

-12-2

2025/10/09

判型

文庫判

ページ数

336

解説

内容紹介

「力を貸して。わたしはここにいる」 そんな声を聞き逃したくない……。
北関東のはずれの町の高校生6人は、 「包帯クラブ」の名の下、人の痛みに緩やかに寄り添う活動を始める。クラブ結成までの経緯が語られた前作につづき、本書ではその後の「包帯クラブ」と、さらに大人になった6人それぞれが、各々の場所と方法で形を変えながらも活動を続ける姿を交互に描く。ベストセラー『包帯クラブ』続編。
カバーイラスト 五十嵐大介
カバーデザイン 六月

目次

第一部 痛みを告げない少女
第二部 遠くて近い、あの日のきみに
第三部 逢いたい人ほど遠ざかる
第四部 忘れられた者たちの祭り
第五部 わたしがあなたのそばにいる理由
第六部 わたしたちはここにいる

著作者プロフィール

天童荒太

( てんどう・あらた )

天童 荒太(てんどう・あらた):1960年、愛媛県生れ。1986年、「白の家族」で野性時代新人文学賞受賞、1993年、『孤独の歌声』が日本推理サスペンス大賞優秀作となる。1996年、『家族狩り』で山本周五郎賞受賞。2000年、『永遠の仔』で日本推理作家協会賞、2009年、『悼む人』で直木賞、2013 年、『歓喜の仔』で毎日出版文化賞を受賞する。他に『静人日記』『ペインレス』『巡礼の家』『青嵐の旅人』『昭和探偵物語 平和村殺人事件』などがある。前作『包帯クラブ』は2006年ベストセラーになり、映画化もされた。

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