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ちくま学芸文庫

増補 害虫の誕生

——虫からみた日本史

ハエもゴキブリも昔は「害虫」ではなかった。植民地支配や戦争により、我々の自然観はいかに組みかえられてきたか。小さな虫から近代を読み解く。

定価

1,320

(10%税込)
ISBN

978-4-480-51178-2

Cコード

0145

整理番号

-9-1

2025/06/10

判型

文庫判

ページ数

288

解説

内容紹介

ハエもゴキブリも昔は「害虫」ではなかった。植民地支配や戦争により、我々の自然観はいかに組みかえられてきたか。小さな虫から近代を読み解く。

著作者プロフィール

瀬戸口明久

( せとぐち・あきひさ )

1975年宮崎県生まれ。京都大学理学部(生物科学)卒業後、同大文学部(科学哲学科学史)卒業。同大大学院文学研究科博士課程修了。現在、大阪市立大学大学院経済学研究科准教授。生命科学と社会の界面に生じる諸問題について、科学技術史と環境史の両面からアプローチしている。共著に『トンボと自然観』(京都大学学術出版会、2004年)がある。

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