loading...

ちくま学芸文庫

絵画空間の哲学

——思想史の中の遠近法

ルネッサンスが生みだした遠近法。東洋や日本の表現とも比較しつつ、絵画技法という枠を超え、その真の世界観的意義を掬いだす。

定価

1,540

(10%税込)
ISBN

978-4-480-51218-5

Cコード

0110

整理番号

-54-1

2024/01/11

判型

文庫判

ページ数

352

解説

小田部胤久

内容紹介

ルネッサンスが生みだした遠近法。東洋や日本の表現とも比較しつつ、絵画技法という枠を超え、その真の世界観的意義を掬いだす。解説 小田部胤久

目次

第1部 絵画空間の哲学(遠近法とは何か
科学革命と遠近法
遠近法の世界観的意義
近代絵画における遠近法からの離反
奥行の哲学的考察
東洋の遠近法
現代における遠近法)
第2部 ルネッサンスの美術
第3部 ドイツ観念論における芸術の位置
第4部 近代日本における西洋体験―岸田劉生の場合(西洋の音、西洋の色
岸田劉生)

著作者プロフィール

佐藤康邦

( さとう・やすくに )

佐藤 康邦(さとう・やすくに):1944-2018年。東京生まれ。東京大学文学部倫理学科卒業、同大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学名誉教授。専攻、哲学・倫理学。著書に『ヘーゲルと目的論』(昭和堂)、『現代を生きる哲学』(放送大学教育振興会)、『カント「判断力批判」と現代』(岩波書店)などがある。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま学芸文庫」でいま人気の本

いま話題の本