佐藤康邦
( さとう・やすくに )佐藤 康邦(さとう・やすくに):1944-2018年。東京生まれ。東京大学文学部倫理学科卒業、同大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学名誉教授。専攻、哲学・倫理学。著書に『ヘーゲルと目的論』(昭和堂)、『現代を生きる哲学』(放送大学教育振興会)、『カント「判断力批判」と現代』(岩波書店)などがある。
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ルネッサンスが生みだした遠近法。東洋や日本の表現とも比較しつつ、絵画技法という枠を超え、その真の世界観的意義を掬いだす。解説 小田部胤久
第1部 絵画空間の哲学(遠近法とは何か
科学革命と遠近法
遠近法の世界観的意義
近代絵画における遠近法からの離反
奥行の哲学的考察
東洋の遠近法
現代における遠近法)
第2部 ルネッサンスの美術
第3部 ドイツ観念論における芸術の位置
第4部 近代日本における西洋体験―岸田劉生の場合(西洋の音、西洋の色
岸田劉生)
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