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ちくま学芸文庫

新編  人と人との間

——精神病理学的日本論

日本人が自己存在の根底に置いている超個人的な場所「人と人との間」を精神医学的に論じる。講演「人と人とのあいだの病理」を併録。解説 清水健信

定価

1,430

(10%税込)
ISBN

978-4-480-51293-2

Cコード

0111

整理番号

-14-6

2025/03/10

判型

文庫判

ページ数

304

解説

内容紹介

日本人が自己存在の根底に置いている超個人的な場所「人と人との間」を精神医学的に論じる。講演「人と人とのあいだの病理」を併録。解説 清水健信

著作者プロフィール

木村敏

( きむら・びん )

1931年、旧朝鮮生まれ。1955年、京都大学医学部卒業。現在、京都大学名誉教授、河合文化教育研究所所長・主任研究員。専攻、精神病理学。著書に『自覚の精神病理』(紀伊國屋書店)、『異常の構造』(講談社現代新書)、『時間と自己』(中公新書)、『木村敏著作集』全8巻(弘文堂)、『関係としての自己』(みすず書房)、『臨床哲学講義』(創元社)、『あいだ』『自己・あいだ・時間』『分裂病と他者』(ちくま学芸文庫)など。訳書多数。1981年にシーボルト賞、1985年にエグネール賞、2003年に和辻哲郎文化賞、2010年に『精神医学から臨床哲学へ』(ミネルヴァ書房)で毎日出版文化賞を受賞。

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