椹木野衣
( さわらぎ・のい )椹木 野衣(さわらぎ・のい):1962年、秩父市生まれ。美術評論家。著書に『増補シミュレーショニズム――ハウスミュージックと盗用芸術』、『黒い太陽と赤いカニ――岡本太郎の日本』、『戦争と万博』、『後芸術論』(吉田秀和賞受賞)、『震美術論』(芸術選奨文部科学大臣賞)、『感性は感動しない――美術の見方、批評の作法』など。編著に『洲之内徹ベスト・エッセイ』1・2など。企画した展覧会に「アノーマリー」(1992年)、「日本ゼロ年」(1999-2000年)、『平成美術 うたかたと瓦礫(デブリ) 1989-2019』(2021年)など。同志社大学文学部卒。現在、多摩美術大学教授。