「賢くてかわいい」というイメージの動物園のゾウの飼育が危険と隣合わせであることを知りました。また、日本の動物園のゾウの飼育環境が劣悪であることも再認識させられました。「暗くて冷たく固い床の上に、駐車しておけるバスと同じように、ゾウを扱ってはならない。」という著者の言葉が胸に刺さりました。
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ちくまプリマー新書
動物園は進化する
——ゾウの飼育係が考えたこと
永年動物園でゾウの飼育係を務めた著者二人が、人にもゾウにも優しい飼育方法を考えた。そこから見えてくる未来の動物園の姿、ひいては野生動物との共生とは?
- 定価
-
924
円(10%税込)
- ISBN
-
978-4-480-68352-6
- Cコード
-
0245
- 整理番号
-
327
-
2019/06/05
- 判型
-
新書判
- ページ数
-
208
頁
- 解説
内容紹介
永年動物園でゾウの飼育係を務めた著者二人が人にもゾウにも優しい飼育方法を考えた。そこから見えてくる、未来の動物園の姿、ひいては野生動物との共生とは?
目次
第1章 ゾウとはどんな動物か(ゾウの不思議なカラダ
ゾウの不思議な行動 ほか)
第2章 人間とゾウの歴史(アジアのゾウ
日本でのゾウ ほか)
第3章 ゾウの飼育法が変わってきた(ヒントはシャチの飼育法
アラン・ルークロフトの経験 ほか)
第4章 ゾウも人も幸福な新しい飼育法(ゾウの準間接飼育とは?
PCウォール ほか)
第5章 ゾウと動物園(これからもゾウが見られるということ
時間がたって何が変わったのか? ほか)
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