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ちくまプリマー新書

子どもたちに語る 日中二千年史

日本の歩みは、いつの時代も中国の圧倒的な影響下にあった。両国の長く複雑な関係性を一望することで、歴史の本当のありようを浮き彫りにする。はじめての通史!

定価

1,012

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68370-0

Cコード

0221

整理番号

346

2020/03/05

判型

?V書判

ページ数

288

解説

内容紹介

私たちは何者なのか―。日本の歩みは、いつの時代も世界的大国・中国の圧倒的な影響下にあった。両国の長きにわたる複雑な関係性を通して見ることで、歴史の本当のありようが浮かび上がる。国家の誕生から東アジアの覇権を争った近現代まで、一気に駆け抜け、やさしく愉快に説き明かす。

目次

第1章 国家の誕生(中国文明とは何か
中国古代統一国家の成立 ほか)
第2章 唐風と宋風―平安時代・鎌倉時代(遣唐使時代の終わりとその後の東アジア
唐風と国風 ほか)
第3章 朝貢から進攻へ―室町・織豊時代(朝貢冊封体制の理念
明の登場と朝貢外交の復活 ほか)
第4章 狭い窓口、深い関心―江戸時代(武家政権とその長の名称のこと
海禁の時代へ ほか)
第5章 あこがれから軽蔑へ―近現代(近世東アジア海域の三つの類型
教育勅語の思想背景 ほか)

著作者プロフィール

小島毅

( こじま・つよし )

1962年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。専攻は中国思想史。主な著書に『朱子学と陽明学』(ちくま学芸文庫)、『中国近世における礼の言説』(東京大学出版会)、『宋学の形成と展開』(創文社)、『東アジアの儒教と礼』(山川出版社)、『中国の歴史7 中国思想と宗教の奔流』『近代日本の陽明学』(以上、講談社)、『足利義満 消された日本国王』(光文社新書)、『父が子に語る日本史』『父が子に語る近現代史』(以上、トランスビュー)などがある。

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