池上英洋
( いけがみ・ひでひろ )池上 英洋(いけがみ・ひでひろ):1967年、広島県生まれ。東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。現在、東京造形大学教授。専門はイタリア・ルネサンスを中心とする西洋美術史・文化史。『レオナルド・ダ・ヴィンチ――生涯と芸術のすべて』(筑摩書房)で第4回フォスコ・マライーニ賞を受賞。『西洋美術史入門』(プリマー新書)、『西洋美術史入門〈実践編〉』(プリマー新書)、『パリ 華の都の物語』(ちくま新書)など著書多数。
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五〇〇年も前に生きたその人は名画を遺し、近代文明の夢を描いた「万能人」と呼ばれる。しかしその素顔は、不遇と失敗に苦しんだ青年だった。一生涯を通じて苦悩しつづけた「天才」のドラマを追う。
第1章 ルネサンスと共に誕生した人
第2章 若き日のレオナルド
第3章 万能性の開花
第4章 その暮らしと人となり
第5章 作品を読み解く1 『最後の晩餐』―レオナルドの試行錯誤を辿る
第6章 放浪の日々
第7章 科学と思想
第8章 作品を読み解く2 『ラ・ジョコンダ(モナ・リザ)』―レオナルドが辿り着いた世界観
第9章 晩年―旅の終わり
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