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ちくまプリマー新書

よみがえる天才2 レオナルド・ダ・ヴィンチ

家族にも教育の機会にも恵まれず、コンプレックスだらけだった500年前の一人の青年が、なぜ名画を遺し、近代文明の夢を描く「天才」と呼ばれるに至ったか。

定価

1,078

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68377-9

Cコード

0271

整理番号

350

2020/05/07

判型

新書判

ページ数

272

解説

内容紹介

五〇〇年も前に生きたその人は名画を遺し、近代文明の夢を描いた「万能人」と呼ばれる。しかしその素顔は、不遇と失敗に苦しんだ青年だった。一生涯を通じて苦悩しつづけた「天才」のドラマを追う。

目次

第1章 ルネサンスと共に誕生した人
第2章 若き日のレオナルド
第3章 万能性の開花
第4章 その暮らしと人となり
第5章 作品を読み解く1 『最後の晩餐』―レオナルドの試行錯誤を辿る
第6章 放浪の日々
第7章 科学と思想
第8章 作品を読み解く2 『ラ・ジョコンダ(モナ・リザ)』―レオナルドが辿り着いた世界観
第9章 晩年―旅の終わり

著作者プロフィール

池上英洋

( いけがみ・ひでひろ )

池上 英洋(いけがみ・ひでひろ):1967年、広島県生まれ。東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。現在、東京造形大学教授。専門はイタリア・ルネサンスを中心とする西洋美術史・文化史。『レオナルド・ダ・ヴィンチ――生涯と芸術のすべて』(筑摩書房)で第4回フォスコ・マライーニ賞を受賞、2007年に開催された「レオナルド・ダ・ヴィンチ――天才の実像」展では日本側の監修者となった。『錬金術の歴史』(創元社)、『「失われた名画」の展覧会』(大和書房)、『西洋美術史入門』、『西洋美術史入門〈実践編〉』、『死と復活――「狂気の母」の図像から読むキリスト教』(筑摩書房)など著書多数。日本文藝家協会会員。

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