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ちくまプリマー新書

はじめてのニュース・リテラシー

フェイク、捏造、忖度――。情報はなぜ歪んで/偏ってしまうのか。ニュースの作られ方から、信頼できる情報の見分け方までを説く。

定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68398-4

Cコード

0200

整理番号

371

2021/03/04

判型

新書判

ページ数

224

解説

内容紹介

誰もが情報を発信できる時代におけるニュースリテラシーとはいったいどういうものか。ニュースを的確に読むことによって、どんな世界にアクセスでき、どのようなものが見えてくるのか。ジャーナリズムの機能、フェイクニュースの見分け方を論じ、具体的な題材を通して〈国際ニュース〉とのかかわり方を示す。

目次

第1章 誰もが情報発信する時代(一三〇年前の流言
新型コロナ感染拡大とインフォデミック ほか)
第2章 ジャーナリズムとは何か(人は生きるために「ニュース」を欲する
「メディア」とは何か ほか)
第3章 事実・捏造・偏向(「事実」とは何か
「事実」の乱立 ほか)
第4章 ニュースの作られ方(報道されること、報道されないこと
新聞制作の流れ ほか)
第5章 「陰謀論」と「不誠実な報道」(トランプ時代の「情報と人間」
「どの筋から圧力が?」 ほか)
おわりに―「正確な事実」をつかむために

著作者プロフィール

白戸圭一

( しらと・けいいち )

1970年生まれ。立命館大学大学院国際関係研究科修士課程修了。毎日新聞社でヨハネスブルク特派員、ワシントン特派員などを歴任。2014年に三井物産戦略研究所に移り、欧露中東アフリカ室長などを経て、2018年から立命館大学国際関係学部教授。『ルポ 資源大陸アフリカ 暴力が結ぶ貧困と繁栄』(東洋経済新報社と朝日文庫)で2010年の日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞受賞。著書に『日本人のためのアフリカ入門』『アフリカを見る アフリカから見る』(以上、ちくま新書)、『はじめてのニュース・リテラシー』(ちくまプリマー新書)、『ボコ・ハラム イスラーム国を超えた「史上最悪」のテロ組織』(新潮社)など。京都大学アフリカ地域研究資料センター特任教授を兼任。

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