山口尚
( やまぐち・しょう )山口 尚(やまぐち・しょう):1978年生まれ。哲学者。専門は形而上学、心の哲学、宗教哲学、自由意志について。著書に『難しい本を読むためには』(ちくまプリマー新書)、『人が人を罰するということ』(ちくま新書)、『現代日本哲学史』(青土社)など多数。訳書にプリースト「思考の対象」(『人間存在論』第15号、2009年)がある。
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ページを開いてもわからないものはわからない。そんな本に有効なのは正攻法の読み方だ。キーセンテンスの探し方から読書会まで、いままでにない読書法を教えます。
1 原理編(キーセンテンスを見つける
文章全体の主張を捉える
グルグル回りで読み解く)
2 方法編(前提と結論に腑分けする
話の流れを押さえる
その文章のどこが重要なのか?
具体例を挙げ、深く理解する)
3 実践編(ほかの人の「読み」を聞く
読書会をやってみよう)
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