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ちくまプリマー新書

「覚える」と「わかる」

——知の仕組みとその可能性

覚えた!わかった!と素朴に使うけど、その時、人間のなかでなにが起きているのか。丸暗記、真似る、理解といった働きから、批判的思考や知の可能性までを探る。

定価

880

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68441-7

Cコード

0295

整理番号

417

2022/12/06

判型

新書判

ページ数

192

解説

内容紹介

覚えた!わかった!と素朴に使うけど、その時、人間のなかでなにが起きているのか。丸暗記、真似る、理解といった働きから、批判的思考や知の可能性までを探る。

目次

第1章 覚える(丸暗記
身体でも知る ほか)
第2章 わかる(意味を理解する
知識と真の理解 ほか)
第3章 状況を把握する(計画とその限界
状況に応じて行為を決める ほか)
第4章 人間特有の知とは何か(徳
真理の探究と課題の解決 ほか)
第5章 機械がひらく知の可能性(自己認識と他者理解はどう変わるのか/架空と現実の違いがなくなるのか ほか)

著作者プロフィール

信原幸弘

( のぶはら・ゆきひろ )

信原 幸弘(のぶはら・ゆきひろ):1954年、兵庫県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授なをつとめる。東京大学名誉教授。専門は心の哲学。著書に『意識の哲学』(岩波書店、2002年)、『シリーズ 心の哲学』全3巻(編著、勁草書房、2004年)、訳書にパトリシア・チャーチランド『脳がつくる倫理―科学と哲学から道徳の起源にせまる』(共訳、化学同人、2013年)がある。

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