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ちくまプリマー新書

やさしい日本語ってなんだろう

お役所言葉、時候の挨拶、冗長な説明… 日本語表現ってむずかしい

在住外国人の増加や多国籍化が進む社会。身近な言葉も別の立場から見ればむずかしい。「外国人にも伝わる日本語」を通じてコミュニケーションのあり方を考える。

定価

946

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68500-1

Cコード

0281

整理番号

474

2024/11/06

判型

新書判

ページ数

208

解説

内容紹介

「外国人にも伝わる日本語」を通じて
 異なる立場でものを見る目をひらく。

「やさしい日本語」を知っていますか。
在住外国人の増加や多国籍化が進む社会において
伝わりやすさを目指した簡単な日本語のこと。
身近な言葉も別の立場から見ればむずかしい。
コミュニケーションのあり方を考える。

目次

まえがき
第一章 日本語をやさしく調整する能力
第二章 日本語不通の思い込み、英語必須の思い込み
第三章 やさしさの調整はむずかしい
第四章 台湾で外国人になってみた
第五章 書き言葉をわかりやすくするには
第六章 日本社会の変容と言語政策
第七章 海外でも公用文は読みにくいのだ
第八章 病院や学校の「やさしい日本語」
第九章 道路標識から日本語を考える
第十章 まとめ――三つの視点
あとがき
参考文献&読書案内

著作者プロフィール

岩田一成

( いわた・かずなり )

岩田 一成(いわた・かずなり):聖心女子大学現代教養学部教授。金沢大学を卒業後、青年海外協力隊で日本語教師になる。帰国後、大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程修了。博士(言語文化学)。国際交流基金日本語国際センター、広島市立大学を経て現職。専門分野は日本語教育、日本語文法(談話レベル)。著書に『新しい公用文作成ガイドブック』(日本加除出版)、『読み手に伝わる公用文』(大修館書店)、『日本語数量詞の諸相』(くろしお出版)、『街の公共サインを点検する』(共著、大修館書店)などがある。

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