松本尚久
( まつもと・なおひさ )1971年、東京都台東区生まれ。放送作家。「談志の遺言」(TBSラジオ)、「ふれあいラジオパーティー」(NHK)等の構成。そのほか落語会のプロデュース・構成やCDブック「落語昭和の名人」(小学館)の演目解説を執筆。著書に『芸と噺と──落語を考えるヒント』(扶桑社)。『落語の聴き方楽しみ方』(ちくまプリマー新書)がある。明星大学非常勤講師。 撮影:大橋仁
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落語とは何かを考えつつ、その聴き方楽しみ方を探る落語論。人は落語をきいてなぜ笑うのか、落語における時間の流れ方、落語はドラマを排除すること、登場人物がみな無名であること、などから、落語という芸の特異性に迫る。
第1章 落語の視点
第2章 二人目の人
第3章 名のある人と名のない人
第4章 落語の中に流れる時間
第5章 落語家のしごと
第6章 落語の背景
第7章 人情ばなし
第8章 現代の落語
終章 「景清」と「心眼」
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