落語の聴き方 楽しみ方

松本 尚久

落語とは何かを考えつつ、その聴きかた愉しみかたを探る落語論。「笑う」ことの意味、落語と歴史の関係、登場人物の無名性などから、落語という芸の特異性に迫る!

落語の聴き方 楽しみ方
  • シリーズ:ちくまプリマー新書
  • 880円(税込)
  • Cコード:0276
  • 整理番号:150
  • 刊行日: 2010/12/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:208
  • ISBN:978-4-480-68852-1
  • JANコード:9784480688521
松本 尚久
松本 尚久

マツモト ナオヒサ

1971年、東京都台東区生まれ。放送作家。「談志の遺言」(TBSラジオ)、「ふれあいラジオパーティー」(NHK)等の構成。そのほか落語会のプロデュース・構成やCDブック「落語昭和の名人」(小学館)の演目解説を執筆。著書に『芸と噺と──落語を考えるヒント』(扶桑社)。『落語の聴き方楽しみ方』(ちくまプリマー新書)がある。明星大学非常勤講師。 撮影:大橋仁

この本の内容

落語とは何かを考えつつ、その聴き方楽しみ方を探る落語論。人は落語をきいてなぜ笑うのか、落語における時間の流れ方、落語はドラマを排除すること、登場人物がみな無名であること、などから、落語という芸の特異性に迫る。

この本の目次

第1章 落語の視点
第2章 二人目の人
第3章 名のある人と名のない人
第4章 落語の中に流れる時間
第5章 落語家のしごと
第6章 落語の背景
第7章 人情ばなし
第8章 現代の落語
終章 「景清」と「心眼」

読者の感想

2010.12.25 ぼんたん

落語の世界にころりんと
はじめにが落語の枕にあたる部分でしょうか。店頭でここを読んで、即座に買うことに決めました。

お母さんが寝床で話してくれた、おむすびころりんと、落語の融通無碍な話の展開が結びついて、落語の世界にころりんと、読者も連れて行かれるしくみになっています。
イラストも楽しいです。

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