今野雅方
( こんの・まさかた )1946年宮城県生まれ。東北大学建築学科、早稲田大学大学院(仏文学)修士修了。ミュンヘン大学東アジア研究所専任講師等を経て、現在、NPO日本論文教育センター代表(www.globe-npo.org)。著書に『英語論文問題の解き方』(研究社)、『深く「読む」技術』(ちくま学芸文庫)。訳書に、コジェーヴ『ヘーゲル読解入門』(共訳、国文社)、オフレ『評伝アレクサンドル・コジェーヴ』(パピルス)等がある。
loading...
まっさらな状態で「文章を書け」といわれても、まず書けない。「論文の書き方」の本を読んではみても、添削は赤字だらけ。自分に言いたいことがなければ小手先の文章で終わる。社会を知り、自分を知ることから始める、戦略的論文入門。
1 文章の読み方・要約の仕方―竹内敏晴著『ことばが劈かれるとき』を題材に(課題文1 引き裂かれたからだ―Nの場合
課題文の筆者と演習の結果
なぜ的確に考え書く?アとができなかったか
論文を一本仕上げるまでの過程
授業では
課題文の予備的検討
課題文の本格的検討と戦略的検討)
2 設問の核心に迫る方法―藤木久志著『戦国の作法』の「はしがき」から(課題文2 藤木久志著『戦国の作法』の「はしがき」から
検討方法のおさらい
課題文の本格的検討
課題文の戦略的検討)
3 自分の感じ方をどうことばにするか―歴史家アラン・コルバンのインタビュー記事に即して(予備的検討
課題文の戦略的検討
課題文の本格的検討)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。