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ちくまプリマー新書

中学生からの大学講義 2 考える方法

“わかったつもり”と サヨナラしよう!

世の中には、言葉で表現できないことや答えのない問題がたくさんある。簡単に結論に飛びつかないために、考える達人が物事を解きほぐすことの豊かさを伝える。

定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68932-0

Cコード

0295

整理番号

227

2015/02/04

判型

新書判

ページ数

224

解説

内容紹介

世の中には、言葉で表現できないことや明確に答えられない問題がたくさんある。簡単に結論に飛びつかないために、考える達人たちが、物事を解きほぐすことの豊かさを伝える。

目次

“私”が存在することの意味(永井均)
それは、本当に「科学」なの?(池内了)
アメリカ・インディアンは何を考えてきたか?(管啓次郎)
なぜ、人を殺してはいけないのか?(萱野稔人)
ジェンダー研究のすすめ(上野千鶴子)
社会とは何だろう―入門一歩前の社会学(若林幹夫)
言葉について(古井由吉)

著作者プロフィール

池内了

( いけうち・さとる)

1944年生まれ。宇宙物理学。京都大学理学部物理学科卒業。同大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士(物理学)。国立天文台教授、名古屋大学大学院教授などを経て、現在、総合研究大学院大学教授。著書『物理学と神』(集英社新書)、『疑似科学入門』(岩波新書)、『科学の落し穴』『禁断の科学』(以上、晶文社)、『科学者心得帳』(みすず書房)、『科学の考え方・学び方』(岩波ジュニア新書)、『科学と人間の不協和音』(角川oneテーマ21)など。

永井均

( ながい・ひとし)

1951年東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程単位取得。哲学・倫理学を専攻。現在、日本大学文理学部哲学科教授。著書に『〈私〉のメタフィジックス』『〈魂〉に対する態度』(以上、勁草書房)、『ウィトゲンシュタイン入門』『翔太と猫のインサイトの夏休み(以上、筑摩書房)、『〈私〉の存在の比類なさ』『これがニーチェだ』『子どものための哲学対話』『私・今・そして神』(以上、講談社)、『転校生とブラック・ジャック』『マンガは哲学する』『なぜ意識は実在しないのか』(以上、岩波書店)、『西田幾多郎』(NHK出版)などがある。

管啓次郎

( すが・けいじろう)

管 啓次郎(すが・けいじろう):1958年生まれ。詩人、比較文学者。明治大学大学院ディジタルコンテンツ系教授。著書に『オムニフォン』、『本は読めないものだから心配するな』、『斜線の旅』(読売文学賞受賞)、『Agend’Ars アジャンダルス』など、訳書にリオタール『こどもたちに語るポストモダン』などがある。

萱野稔人

( かやの・としひと)

1970年生まれ。津田塾大学総合政策学部教授。哲学者。早稲田大学卒業後に渡仏し、2003年、パリ第10大学大学院哲学研究科博士課程を修了(博士・哲学)。専門は政治哲学、社会理論。著書に『新・現代思想講義 ナショナリズムは悪なのか』『名著ではじめる哲学入門』(ともに、 NHK出版新書)、『暴力はいけないことだと誰もがいうけれど』(河出書房新社)、『暴力と富と資本主義』(KADOKAWA)、『死刑 その哲学的考察』 (ちくま新書)、『リベラリズムの終わり』(幻冬舎新書)ほか多数。

上野千鶴子

( うえの・ちづこ)

1948年富山県生まれ。社会学者。東京大学名誉教授。認定NPO法人ウィメンズアクショネットワーク(WAN)理事長。専門学校、短大、大学、大学院、社会人教育などの高等教育機関で、40年間、教育と研究に従事。著書に『近代家族の成立と終焉』、『家父長制と資本』(岩波書店)、『おひとりさまの老後』(文春文庫)、『女ぎらい』(紀伊國屋書店)、『ケアの社会学』(太田出版)、『サヨナラ、学校化社会』など多数。

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