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単行本

遠くの街に犬の吠える

「遠吠えを、ひろっているんです」彼は水色の左目を光らせた。……消えていった音、使われなくなった言葉を愛し収集する人たちと作家・吉田さんの小さな冒険譚。

定価

1,870

(10%税込)
ISBN

978-4-480-80471-6

Cコード

0093

整理番号

2017/05/23

判型

四六判

ページ数

240

解説

内容紹介

消えゆく音と忘れられた言葉。それらを愛し収集する人たちのささやかな冒険譚―。

著作者プロフィール

吉田篤弘

( よしだ・あつひろ )

1962年東京生まれ。主な著作に『つむじ風食堂の夜』『針がとぶ Goodbye Porkpie Hat』『百鼠』『空ばかり見ていた』『78ナナハチ』『小さな男*静かな声』『それからはスープのことばかり考えて暮らした』『圏外へ』『パロール・ジュレと紙屑の都』『水晶萬年筆』『モナ・リザの背中』『電氣ホテル』『ソラシド』『レインコートを着た犬』などがある。小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作と装幀の仕事も行なっている。

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