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単行本

spring

少年は八歳でバレエに出会い、十五歳で海を渡った。一人の天才を巡る四つのspring。構想10年、『蜜蜂と遠雷』著者が放つ待望のダンサー小説!

定価

1,980

(10%税込)
ISBN

978-4-480-80516-4

Cコード

0093

整理番号

2024/03/19

判型

四六判

ページ数

448

解説

内容紹介

構想・執筆10年――
稀代のストーリーテラーが辿り着いた最高到達点=バレエ小説

「俺は世界を戦慄せしめているか?」

自らの名に無数の季節を抱く無二の舞踊家にして振付家の萬春(よろず・はる)。
少年は八歳でバレエに出会い、十五歳で海を渡った。
同時代に巡り合う、踊る者 作る者 見る者 奏でる者――
それぞれの情熱がぶつかりあい、交錯する中で彼の肖像が浮かび上がっていく。
舞踊の「神」を追い求めた一人の天才をめぐる傑作長編小説。

史上初の直木賞&本屋大賞をW受賞した『蜜蜂と遠雷』や演劇主題の『チョコレートコスモス』など、
表現者を描いた作品で多くの読者の心を掴みつづける恩田陸の新たな代表作、誕生!
ページをめくるとダンサーが踊りだす「パラパラ漫画」付き(電子版には収録なし)

著作者プロフィール

恩田陸

( おんだ・りく )

恩田 陸(おんだ・りく):1964年、宮城県出身。小説家。92年『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞および第2回本屋大賞、06年『ユージニア』で第59回日本推理作家協会賞、07年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞、17年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞を受賞。ほかの著書に『愚かな薔薇』『灰の劇場』『薔薇のなかの蛇』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』『夜果つるところ』、エッセイ集『土曜日は灰色の馬』『日曜日は青い蜥蜴』『月曜日は水玉の犬』など多数。

メディア情報

新聞

2024/05/12

しんぶん赤旗に著者インタビューが掲載されました。
雑誌

2024/05/10

「PHPスペシャル」6月号「豊崎由美の読まずにはいられない」で紹介されました。
雑誌

2024/05/07

「Precious」6月号で紹介されました。(評者:間室道子さん)
新聞

2024/05/05

聖教新聞に著者インタビューが掲載されました。
新聞

2024/04/27

日本経済新聞で紹介されました。(評者: 蜂飼耳さん)「あらゆる表現に通じる視点をそなえた小説」
ラジオ

2024/04/11

FM COCOLO「CIAO 765」でジュンク堂書店姫路店の角石さんに紹介されました。
TV

2024/04/06

TBS「王様のブランチ」BOOKランキングで紹介されました。(三省堂書店 池袋本店さんの文芸ランキング1位)
雑誌

2024/04/01

「週刊現代」4/6・13合併号で紹介されました。(評者:青柳いづみこさん)
TV

2024/03/30

TBS「王様のブランチ」に著者出演、BOOK特集で紹介されました。
雑誌

2024/03/25

「クロワッサン」4/10号に著者インタビューが掲載されました。
雑誌

2024/03/22

「小説現代」で紹介されました。(評者:紀伊國屋書店横浜店 川俣めぐみさん)

スペシャルコンテンツ

この本への感想

spring この本に出会えて良かった。ページを夢中で繰る喜びを、久々に思い出しました、ありがとうございます。春くん達が織りなす世界に、まだまだ酔いしれたい。戦慄したい。

mille

さん
update: 2024/04/06

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