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単行本

空の空なればこそ

定価

1,870

(10%税込)
ISBN

978-4-480-81416-6

Cコード

0095

整理番号

1998/01/20

判型

四六判

ページ数

216

解説

内容紹介

ダイアナ、フーリガンからスイス銀行の「犯罪」まで―混迷の中に暮れ行く「極端なる世紀」の終幕をしなやかに見すえる。

目次

薬屋三態
ルネサンス終焉か
思想家としてのローマ法王ヨハネ・パウロ二世
善隣国宝記
終末論
小さな一歩
極端なる世紀
コンピューター時代
ヨーロッパからの便り
ワレ、核爆発ス、故ニ、ワレ、存ス。〔ほか〕

著作者プロフィール

堀田善衞

( ほった・よしえ )

1918年、富山県高岡市に生まれる。慶応大学文学部フランス文学科 を卒業。1952年、「広場の孤独」その他の作品により芥川賞を受賞。主な作品に『海鳴りの底から』、『若き日の詩人たちの肖像』、『方丈記私記』、『ゴヤ』、『スペイン断章』、『定家明月記私抄』、『ミシェル 城館の人』などがある。50年に及ぶ文業は、『堀田善衞全集・全16巻』(筑摩書房)に集成されている。1998年没。

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