loading...

単行本

女は見えない

七海なな、前田敦子、Dr.ハインリッヒ、丸サ進行、愛子内親王――。愛が消費と癒着する生を生きる者の声を聞く、新鋭批評家のデビュー作。桜庭一樹氏推薦!

定価

1,980

(10%税込)
ISBN

978-4-480-81693-1

Cコード

0095

整理番号

2023/11/29

判型

四六判

ページ数

256

解説

内容紹介

桜庭一樹氏推薦!
同じ困難さの中にいて別の形で生き延びている他者の声が確かに聴こえたように、わたしは思って、読めてよかったと思いました。(SNSより)

七海なな、前田敦子、Dr.ハインリッヒ、丸サ進行、愛子内親王――。
愛が消費と常に癒着する。
そのシステムの中で、人はよく生きることができるのか。
すばるクリティーク賞を受賞した新鋭のデビュー批評集。

装画 水野里奈《外にない庭》2016年、キャンバスに油彩、ボールペン

目次

「貨幣」と「娼婦」の話―まえがきにかえて
1 七海ななについて知っているいくつかのこと
2 あの頃の前田敦子
3 Dr.ハインリッヒの漫才を見るためには
4 「丸サ進行」と反復・分割の生
5 「推せ」ない「萌え」ない愛子さま
補論 「東京の男の子」の悩み事
これまでとこれからのこと―あとがきにかえて

著作者プロフィール

西村紗知

( にしむら・さち )

1990年、鳥取県生まれ。東京学芸大学教育学部芸術スポーツ文化課程音楽専攻(ピアノ)卒業。東京藝術大学大学院美術研究科芸術学専攻(美学)修了。「椎名林檎における母性の問題」(「すばる」2021年2月号)で「すばるクリティーク賞」を受賞。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「単行本」でいま人気の本

これから「大人」になる人たちへ