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単行本

場末のシネマパラダイス

——本宮映画劇場

福島県の小さな町に残る築100年を超える映画館では古い映写機やフィルムが出番を待っている。まるでタイムカプセルのような劇場の歴史と館主の姿を伝える。

定価

1,980

(10%税込)
ISBN

978-4-480-81857-7

Cコード

0074

整理番号

2021/06/29

判型

四六判

ページ数

176

解説

内容紹介

福島の田舎町にある、本宮映画劇場。築100年を超える。現在は不定期で上映会を開くが、かつて日本映画全盛期にはたくさんの作品や実演をかけてきた。都会では知られていない珍品のポスターや、いまや極めてめずらしいカーボンアーク式映写機が稼働する。まさに奇跡の映画館といえる。ここに残る貴重な資料を多数の図版で見せながら、田舎の映画館のしられざる歴史をたどる。

目次

第1部 素晴らしき哉、映画館!(ポスターあっての映画館
泥くさい映画ポスターの魅力
雑誌『成人映画』は家宝 ほか)
第2部 バック・トゥ・ザ・シアター(本宮座の始まり
本宮空襲と戦時中の映画館
本宮映画劇場誕生 ほか)
第3部 本宮映画劇場の逆襲(本宮映画劇場西へ カナザワ映画祭のこと
フィルム救出大作戦 本宮水害
復活の日)

著作者プロフィール

田村優子

( たむら・ゆうこ )

本宮映画劇場二代目館主・田村修司と妻・富久子のあいだに三人姉妹の三女として、福島県本宮町(現・本宮市)に生まれる。 安積女子高校(現・安積黎明高校)卒業、東京工芸大学で写真を学ぶ。大学卒業後はフリーのスタイリストとして広告、雑誌などの仕事を続ける。現在、東京都内の名画座でアルバイト勤務、本宮映画劇場三代目として修業中の身。

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