林忠正とその時代 ─世紀末のパリと日本美術(ジャポニスム)

明治の画商林忠正は、浮世絵と印象派を最初に仏日両国に紹介し、日本の近代絵画の誕生に大きく貢献した。初めてその全体像を明らかにした書下し評伝。

林忠正とその時代 ─世紀末のパリと日本美術(ジャポニスム)
  • シリーズ:単行本
  • 3,524円(税込)
  • Cコード:0000
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1987/03/31
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:332
  • ISBN:4-480-82224-0
  • JANコード:9784480822246

この本の内容

浮世絵と印象派を初めて仏日両国に紹介した明治の画商林忠正は、日本の近代絵画の誕生と、日仏文化の交流に大きく貢献した。豊富な新資料によってその生涯を辿り、彼が生きた世紀末のパリをも鮮かに描く書下し評伝。図版多数。

この本の目次

第1章 渡仏まで
第2章 万国博覧会と日本美術
第3章 美術店を開く(若井兼三郎と忠正
ルイ・ゴンスと忠正)
第4章 浮世絵の渡仏(パリの日本美術店
浮世絵の流行)
第5章 林商会の独立とパリの交友(ヴィクトル・ユゴーと忠正
若井・林商会
「明治美術会」の誕生
黒田清輝と忠正)
第6章 浮世絵の高騰と蒐集家(フィリップ・ビュルティ
「日本美術友の会」と蒐集家)
第7章 エドモン・ド・ゴンクールと忠正
第8章 世紀末のパリで
第9章 1900年パリ万国博覧会
第10章 別離と死(妻と愛人ルイーズ
林の店の売立て
パリとの別れ
忠正の死とコレンションの散逸)

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