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単行本

演劇的欲望

定価

2,640

(10%税込)
ISBN

978-4-480-82226-0

Cコード

0074

整理番号

1987/08/31

判型

四六判

ページ数

328

解説

内容紹介

意欲的演出家にしてブリリアントな批評家による演劇論。独創的な世阿弥読解を提示し身体の系譜学を展望。透明な知の陶酔的な祝祭のうちに最新の劇の現場を鮮かに浮き彫りにする。

目次

1 系譜学の地平(美しきものの系譜―花と幽玄
言説の身体・身体の言説
演劇的欲望について)
2 劇場の余白に(バルチュス、あるいは視覚の劇場
通信三題―長い惜別の儀式
オペラと演出
声と身体
ヴィテーズの『エルナニ』
舞台における性の転換―三島とマリヴォーのこと
ベジャールとピーナ・バウシュ
制度を読む
旅の終わりに
アンバランスな三題噺―太陽劇団の新作など)
3 声と現象(祝言の声、ばうをくの声―いま、能とは
台詞の射程―ラシーヌ『ベレニス』をめぐって
声と現象
映像と舞台
小さいスクリーンの『女中たち』
ルル―神話と反神話
イゾルデのいる風景)
4 n´ecrologie(快活な知―フーコー追悼
侵犯の遊戯―追憶のロラン・バルト
ジュネあるいは劇と演戯
ジュネの死)
5 エピローグ(芝居が芝居でしかなくなる時
音楽あるいは演奏ということ
オペラという演劇について)

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