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単行本

鳥と人間の文化誌

「花鳥風月」は日本的風景の象徴であり、鳥は独自の位置を占めると同時に、河川文明圏の中で大きな拓割を果たしてきた。鳥と人間の密接な関係を歴史の中に辿る。

定価

2,420

(10%税込)
ISBN

978-4-480-82380-9

Cコード

0039

整理番号

2019/04/23

判型

四六判

ページ数

240

解説

内容紹介

花鳥風月から博物学、浮世絵を経てドローン技術、AIまで。犬や猫よりもはるかに古い、鳥と人間の意外で多彩な関係を重層的に描きだす。

目次

第1章 「花鳥風月」は日本文化か
第2章 若冲と鶴亭の「博物画」の皮膜
第3章 江戸期の「国際的」な博物学
第4章 鳥を使う文化―アビ漁、鷹狩、鵜飼
第5章 現代における鳥と人間の風景
第6章 鳥と人工知能の未来学

著作者プロフィール

奥野卓司

( おくの・たくじ )

京都市出身。1978年、京都工芸繊維大学大学院修士課程修了。2001年、同学術博士。米国イリノイ大学客員准教授、甲南大学教授を経て1997年より関西学院大学社会学部教授。現在は公益財団法人山階鳥類研究所長。『パソコン少年のコスモロジー―情報の文化人類学』(筑摩書房)、『人間・動物・機械―テクアニミズム』(角川ワンテーマ21)、『ジャパンクールと江戸文化』『情報人類学の射程―フィールドから情報社会を読み解く』『江戸<メディア表象>論 イメージとしての<江戸>を問う』(いずれも岩波書店)など。

お詫びと訂正

2019年4月25日刊行の『鳥と人間の文化誌』(奥野卓司、単行本)第1刷に誤りがありました。
下記の通り訂正し、関係各位にお詫び申し上げます。

72ページ、図版
(誤)


(正)

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