他者としての忘却

フーコー、デリダ、ブランショ、クロソフスキー、ロートレアモン等をめぐって、卓抜な引用論を軸に言葉‖鏡をかすめる〈他者〉の影を透視する尖鋭な文学論集。

他者としての忘却
  • シリーズ:単行本
  • 2,750円(税込)
  • Cコード:0000
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1986/11/28
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:336
  • ISBN:4-480-83583-0
  • JANコード:9784480835833

この本の内容

卓抜な引用論を軸にエクリチュールにおける「他者」のはたらきを宇宙的拡がりのもとに捉え、めくるめくレトリックで「書くという気狂いじみた戯れ=賭け」を浮き彫りにする。

この本の目次

m^emeについて
Les G´eorgiquesの方へ―un dess(e)in
交叉と非両立―ミシェル・フーコーにおける見ることと言うこと
最後の作家としての批評家―ブランショと批評
『最後の人』から『期待 忘却』へ
美少年と聖女と哲学者と…
フランス現代詩とメタフォール―汎詩論(パンポイエミスム?)のために
『小散文詩』から『マルドロールの歌』へ―文学における時間への一視点
太陽とその変貌―J.M.G.ル・クレジオの世界
文学批評家としてのジャック・デリダ
ジョイスとデリダ
翻訳と/あるいは引用
言語(ラング)とエクリチュールにおける他者のはたらき―ロートレアモンとセガレン

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