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単行本

アーベド・サラーマの人生のある一日

——パレスチナの物語

2024年ピューリッツァー賞受賞作/『ニューヨーカー』『タイム』『エコノミスト』他15誌の年間ベストブック

ピューリッツァー賞受賞作。ヨルダン川西岸地区で園児たちの乗ったバスが燃えた。アーベドは息子を探して奔走する。占領とは何かを問う悲劇のノンフィクション。

2024年ピューリッツァー賞

定価

2,640

(10%税込)
ISBN

978-4-480-83729-5

Cコード

0098

整理番号

2025/01/08

判型

四六判

ページ数

336

解説

内容紹介

イスラエルの占領下にあるパレスチナの痛ましい日常生活を、これまで読んだどの本よりもよく捉えている。傑出した作品であり、必読である。
――ユージン・ローガン(『オスマン帝国の崩壊』『アラブ500年史』著者)

イスラエルとパレスチナについて、これほど深い認識と理解に達した著作を、わたしは他に知らない。
――ダニエル・シュルマン(『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス』)

アーベドの一日にイスラエルの占領支配の歴史を凝縮している。多くを教えられた。
――高橋和夫(国際政治・中東研究)

胸をえぐるような文章と、たぐいまれな政治的洞察を併せ持つ。
――ユヴァル・ノア・ハラリ(『サピエンス全史』著者)

===
「お前らはあの子たちを殺した!」――
2012年ヨルダン川西岸地区で、園児たちを乗せた遠足バスがセミトレーラーと衝突した。
壁、検問所、無関心に阻まれる救助活動。
ある事故の一日を軸に、さまざまな人生、愛、敵意、暴力と歴史が交錯する。

目次

登場人物

プロローグ
第一章 三つの結婚式
第二章 ふたつの火
第三章 多数傷病者事故
第四章 壁
第五章 三つの葬式
エピローグ

謝辞
訳者あとがき
出典
用語索引
地名索引

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