赤坂憲雄
( あかさか・のりお )赤坂 憲雄(あかさか・のりお):1953年生まれ。学習院大学教授。福島県立博物館館長。東北学を提唱し、九九年『東北学』を創刊。『柳田国男を読む』『排除の現象学』『異人論序説』『遠野物語へようこそ』『結社と王権』『境界の発生』『東北学/忘れられた東北』『岡本太郎の見た日本』(ドゥマゴ文学賞・芸術選奨文部科学大臣賞受賞)『東西/南北考』3・11から考える「この国のかたち」』(新潮選書)等著書多数。
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深まりゆく黄昏の季節に、あらたな民俗学をめざして、まんだらを織る旅がはじめられる。山野河海に抱かれ、その豊かな恵みによって生かされてあった、東北の村々。いま、最後の民俗誌が紡がれる。
第1部 山野の章(熊祭り―小国町小玉川
箕作り―大石田町次年子
森の匠―西川町大井沢
蛍の里―尾花沢市牛房野 ほか)
第2部 河海の章(川街―大蔵村清水
ヤナの里―日鷹町下山
紅花の里―河北町谷地
磯浜―鶴岡市加茂 ほか)
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