山田仁史
( やまだ・ひとし )山田 仁史(やまだ・ひとし):1972年、宮城県生まれ。東北大学文学部卒業、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程満期退学。ミュンヘン大学大学院修了。東北大学大学院文学研究科准教授を務めた。2021年に逝去。著 書に『首狩の宗教民族学』(筑摩書房)、『いかもの喰い』(亜紀書房)、『新・神話学入門』(朝倉書店)などがある。
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「首狩」とそれに関連する「首取」、「頭蓋崇拝」、「頭皮剥ぎ」、「人身供犠」のなぜ?首狩の精神的背景と意味を、フィールドワークと膨大な文献から解き明かす、世界初の研究書。
序章 首狩と日本人(首狩の復活?
日本の首狩? ほか)
第1章 生業と世界観―宗教民族学の見取図(宗教民族学とは
狩猟採集民の世界観 ほか)
第2章 首狩・頭骨・カニバリズム―世界を視野に入れて(関連する諸習俗
首狩の研究史 ほか)
第3章 東南アジアの首狩(“首狩文化複合”
近現代史における首狩 ほか)
第4章 台湾原住民の首狩(台湾の原住民
探検の時代 ほか)
終章 なぜ首を狩ったのか?―農耕・神話・シンボリズム(イェンゼンの学説
起源神話と世界像 ほか)
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