ジャン=ピエール・デュピュイ
( でゅぴゅい,じゃん=ぴえーる )ジャン?ピエール・デュピュイ(Jean-Pierre Dupuy):1941年フランス生まれ。哲学者。理工科学校教授、スタンフォード大学教授、フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)倫理委員会委員長、イミタチオ財団研究主任などを歴任。2011年、ロジェ・カイヨワ賞受賞。おもな邦訳書に、「犠牲と羨望一自由主義社会における正義の問題」「ツナミの小形而上学」「聖なるものの刻印ー科学的合理性はなぜ自目なのか」などがある。
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3,080
円978-4-480-84723-2
0036
2012/05/10
四六判
240
頁“想定外”はなぜ起きるのか。大惨事を回避するために今、わたしたちに必要な思考のプロトコル。
第1部 リスクと運命(特異な視点
迂回、逆生産性、倫理
運命、リスク、責任
技術の自立
係争中の破局論)
第2部 経済学的合理主義の限界(予防―リスクと不確実性との間で
無知のヴェールと道徳的運
知ることと信じることは同じではない)
第3部 道徳哲学の困難、欠くことのできない形而上学(未来の記憶
未来を変えるために未来を予言する(ヨナに対するヨナス)
投企の時間と歴史の時間
破局論の合理性)
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