霞ケ関の興亡

落日の大蔵省と一流官庁をめざす郵政省、新しい型の犯罪と闘う警察庁、国際化の舵取りをする外務省。日本の大国化の中、いま官僚たちは新しい道をさぐり始めた。

霞ケ関の興亡
  • シリーズ:単行本
  • 1,430円(税込)
  • Cコード:0031
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1987/07/24
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:288
  • ISBN:4-480-85392-8
  • JANコード:9784480853929

この本の内容

大蔵省・財政危機下の予算編成の中に〈政高官低〉のルーツと“裸の大蔵省”が見えてくる。郵政省・郵政省は“一流官庁”になれるか。ここに、時代と一官庁が交錯する一大叙事詩がある。警察庁・先端テクノロジーを駆使した強烈な階級組織は、内部の腐敗、新しい犯罪とどう闘うのか。外務省・政治家の頭越し外交に泣かされながらも“第3の開国”の舵取りをする外交官の実像は?

この本の目次

大蔵省(大蔵神話と予算編成権
〈政高官低〉と財政破綻
金融自由化と外圧)
郵政省(肥大する郵便貯金
ニューメディア時代の盟主)
警察庁(日本警察の栄光と悲惨
外なる戦い、内なる戦い
警察力空間の構造)
外務省(「外交官」の虚像と実像
国際緊張と省際戦争のはざまで
国際化のなかの舵取り)

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