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単行本

江戸から東京へ

——町人文化と庶民文化

フィリップ・ポンス

著
定価

4,486

円
（10％税込）
ISBN

978-4-480-85625-8

Cコード

1021

整理番号

1992/10/22

判型

Ａ５判

ページ数

340

頁
解説

内容紹介

日本的近代性をつくりだした庶民文化の「記憶」を、都市―江戸＝東京のざわめきの中に探りあて、現代日本社会の特質を、日本の生き方を鮮やかに描く。ヨーロッパ人による日本理解の最新・第一級の成果。

目次

第１部　遺産（「反＝伝統」の伝統
江戸から東京へ―新しい社会の到来）
第２部　連続性（残留物と変遷
破壊された伝統、文化の消費）
第３部　独特な近代像（都市体験″新宿″
遊びの精神
社会の鏡・劇画）

著作者プロフィール

フィリップ・ポンス

（ ぽんす，ふぃりっぷ ）

1942年パリ生まれ。政治学・社会学を学んだ後、東京日仏会館の研究員として1970年に来日。1975年に『ル・モンド』紙極東特派員に転身。1981年から5年間のローマ勤務をはさみ、東京在住。日本特派員の経験が長く、『ル・モンド』東京支局長も務めた。また、川端康成の『古都』の仏訳も手がけている。著書：『江戸から東京へ――町人文化と庶民文化』（筑摩書房） 他。

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