日本軍捕虜収容所の日々 ─オーストラリア兵士たちの証言

第二次大戦中、日本はオーストラリア軍と戦い、多くの捕虜を収容した。彼らはどのように扱われ、何を思い、死に、そして生き残ったのか。肉声による戦争の真実。

日本軍捕虜収容所の日々 ─オーストラリア兵士たちの証言
  • シリーズ:単行本
  • 4,164円(税込)
  • Cコード:0021
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1995/08/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:A5判
  • ページ数:472
  • ISBN:4-480-85697-8
  • JANコード:9784480856975

この本の内容

22000人の捕虜たちは、どのように扱われ、日本軍をどのように思い、どのように死に、そして生き残っていったのか。日本とオーストラリアとの間に戦争があり、二万人を越す戦争捕虜が出たことは、日本ではほとんど知られていない。オーストラリア兵元捕虜へ直接インタビューを行い、戦争の真実を重層的に描く。

この本の目次

こわいもの知らずの出征
海に囲まれ脱走不能のチャンギ収容所
奴隷暮らしへの旅―マレイ半島を北上
タイ=ビルマ鉄道建設―残虐な強制労働
それでもチャンギは極楽だった
収容所にほうり込まれた女たち
アンボンで何が起こったか
もう生き続けられない―極限状況の毎日
生存への脱走計画―その表裏
自由への険しい道程―脱走に成功した男たち〔ほか〕

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