フィリップ・ポンス
( ぽんす,ふぃりっぷ )1942年パリ生まれ。政治学・社会学を学んだ後、東京日仏会館の研究員として1970年に来日。1975年に『ル・モンド』紙極東特派員に転身。1981年から5年間のローマ勤務をはさみ、東京在住。日本特派員の経験が長く、『ル・モンド』東京支局長も務めた。また、川端康成の『古都』の仏訳も手がけている。著書:『江戸から東京へ――町人文化と庶民文化』(筑摩書房) 他。
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4,730
円978-4-480-85782-8
0021
2006/03/22
A5判
416
頁中世における賎民から現代の都市にとり残された経済的弱者まで、また、江戸の博徒や義賊から近代以降のやくざまで―「ル・モンド」の日本特派員を務めるフランス知識人が、社会の周縁に生きる人々の営みの変遷をたどる意欲作。
第1部 日陰の人々(中世における周縁民
江戸期下層のヒエラルキー
国民国家の周縁で
大変容 ほか)
第2部 やくざ(江戸の犯罪
義賊
敗戦期のやくざから暴力団まで
やくざの組織・権威・伝統 ほか)
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