なぜ人は走るのか ─ランニングの人類史
人類は走るために
進化した。
人類は走るために進化し、常に走り続けてきた。ランニングの何がこれほど人を魅了するのか。古今東西の記録をたどり、人にとって「走る」ことの意味と魅力に迫る。
- シリーズ:単行本
- 2,970円(税込)
- Cコード:0075
- 整理番号:
- 刊行日:
2011/12/08
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:四六判
- ページ数:400
- ISBN:978-4-480-85798-9
- JANコード:9784480857989
- 在庫 切れ中
大地を駆け抜けていくための優美な躍動感と筋肉の巧みな調和。人類は走るために進化し、走ることによってさらなる進化を遂げた。長い人類史のなかで、人はさまざまな理由で走ってきた。援軍を求めるため、勝利を伝えるため、神に祈りを捧げるため、もっと速く、もっと遠くへ―それはいつしか限界への挑戦に変わり、いまやサハラ砂漠二四〇kmや南極二五〇kmの走破に挑む人々がいる。いったい人はなぜ、そうまでして走るのか。古今東西、走り続けてきた人類の記録をたどり、人間にとって「走る」ことの意味と魅力に迫る。
伝令と先触れ
人類の本質的な特徴
神々に捧げるレース
古代ローマの競技会
象との競走
走る修行僧
賭けレースと時計の発明
フランス啓蒙主義も走る
一九世紀の飽くなき挑戦者
アマチュア精神の希求〔ほか〕
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