生物の内景から

生物学の先端議論を紹介しながら、環境問題、脳死など、現代の諸課題を考える。人間にとって不自然こそ自然であるとする著者の、含蓄あるエッセイと評論。

生物の内景から
  • シリーズ:単行本
  • 1,980円(税込)
  • Cコード:0000
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1986/09/29
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:256
  • ISBN:4-480-86017-7
  • JANコード:9784480860170

この本の内容

科学研究のめまぐるしい発展は、われわれの生命観・ものの見方にどう結びついてゆくのだろう。技術と人間の接点にメスを入れ、現代の諸課題を考えるための道筋を切りひらく。生物学者による、譬喩あふれるエッセイと評論。

この本の目次

人間この非自然なるもの
脳死の論理と倫理
科学研究と情報
機械は考えるか
進化論vs.創造科学
ダーウィンと「生命の起源」
かけがえのない地球
真・善・美そして知
鯨は絶滅しかかっているが
「松なんか」再説
コモンズの悲劇
試験の季節
CSP症候群
ヒトはいつからヒトになったのか
発生生物学のらせん段階
細胞の分子生物学
平家ガニの進化論
彼岸花の生物時計
今西進化論の見直し
しだれ柳の系統樹
現代進化論の思想
ワトソン
現代生物学でのケストラー
科学と思想が交差する時
免疫学の恐怖の部屋
「脳死」の医学的概念規定
現代生物医学技術と倫理

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