loading...

単行本

母と娘はなぜ対立するのか

——女性をとりまく家族と社会

母と娘が対立するのは、実は女性が生きづらい社会のありかたと関係するのではないか。体験をもとに戦後の高度経済成長期から#MeTooまでの流れを読み解く。

定価

1,980

(10%税込)
ISBN

978-4-480-86467-3

Cコード

0036

整理番号

2019/09/17

判型

四六判

ページ数

256

解説

内容紹介

「家に帰ったらごはんが用意されている生活に憧れるから、結婚したい」そんな風に思う男たちを育ててしまった社会のお話です。

目次

声を上げる女性たち
母を知らない娘 娘がわからない母(「ママハラ=母親ハラスメント」とは何か
母の呪い
母親は、なぜ娘に「女子力」を身に着けさせるのか ほか)
母娘をとりまく社会(憧れを叶えた昭和家族
郊外の専業主婦
役割がない父 ほか)
変わり始めた女性たち(シンデレラ・ストーリーの進化
『ハッピー・マニア』が解いた呪い
『のだめカンタービレ』のカップル ほか)

著作者プロフィール

阿古真理

( あこ・まり )

作家、生活史研究家。1968年兵庫県生まれ。神戸女子学院大学文学部を卒業後、広告制作会社を経てフリーに。1999年より東京に拠点を移し、ノンフィクションの仕事に取り組む。食を中心に暮らし全般、女性の生き方、写真など、文化をテーマに雑誌、書籍その他でルポや論考を執筆。著書に『小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代』(新潮新書)、『なぜ日本のフランスパンは世界一になったのか パンと日本人の150年』(NHK出版新書)、『和食って何?』(ちくまプリマー新書)ほか多数。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「単行本」でいま人気の本

いま話題の本