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単行本

リスク、不確実性、利潤

20世紀の経済学に大きな影響を与えた理論経済学者・ナイト。資本主義の原理を追究し、企業経営の本質に迫り、営利の源泉を喝破した主著にして名著を新訳で刊行。

定価

4,950

(10%税込)
ISBN

978-4-480-86733-9

Cコード

0033

整理番号

2021/07/29

判型

四六判

ページ数

512

解説

内容紹介

20世紀の経済学に大きな影響を与えた理論経済学者・ナイト。資本主義の原理を追究し、企業経営の本質に迫り、営利の源泉を喝破した主著にして名著を新訳で刊行。

目次

第1部 序言(経済理論における利潤と不確実性の位置
利潤の理論―利潤との関係における変化とリスク)
第2部 完全競争(選択と交換の理論
共同生産と資本化
不確実性が存在しない場合の変化と進歩 ほか)
第3部 リスクと不確実性に因る不完全競争(リスクと不確実性の意味
不確実性に対処する構造と方法
企業と利潤 ほか)

著作者プロフィール

フランク・H・ナイト

( ふらんく・ないと )

大戦間期の理論経済学者。自由主義市場経済体制を擁護し、ケインズ主義的経済介入に異議を唱える「シカゴ学派」の始祖として知られる。M・フリードマンやR・コースらに影響を与えた、20世紀を代表する経済思想家。

桂木隆夫

( かつらぎ・たかお )

1951年生まれ。法哲学および公共哲学専攻。学習院大学教授。日本法哲学会理事。主な著書に、『自由と懐疑、ヒューム法哲学の構造とその生成』(木鐸社)、『市場経済の哲学』(創文社)、『自由とはなんだろう』(朝日新聞社)、『ことばと共生』(三元社)などがある。

佐藤方宣

( さとう・まさのぶ)

1969年生まれ。経済学史専攻。慶應義塾大学経済学部卒、同大学院経済学研究科後期博士課程単位取得退学。現在、関西大学経済学部教授。主な共編著に『ビジネス倫理の論じ方』(ナカニシヤ出版)などがある。

太子堂正称

( たいしどう・まさのり)

1974年生まれ。経済哲学・社会思想史専攻。慶應義塾大学経済学部卒業、京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、東洋大学経済学部准教授。主な共編著に、『ハイエクを読む』(共著、ナカニシヤ出版)、『経済思想の中の貧困・福祉』(共著、ミネルヴァ書房)などがある。

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