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単行本

映画はどこへ行くか

——日本映画時評'89-'92

定価

2,563

(10%税込)
ISBN

978-4-480-87220-3

Cコード

0074

整理番号

1993/04/21

判型

四六判

ページ数

256

解説

内容紹介

『阿賀に生きる』『シコふんじゃった。』『お引越し』『無能の人』『王手』『あの夏、いちばん静かな海。』『大誘拐』などの作品、オリジナル・ビデオの登場、さらには65年も昔の『忠次旅日記』のフィルム発見。混迷のなかにも、つぎからつぎへと転回する日本映画。その最前線へ迫る辛口時評集。

目次

状況の喩としての作品
成熟とエロスの関係
松田優作への加担
演出の破れ目
珍しさいろいろ
フィクションの臨界点
子ども、死、教育
美と倒錯
正体不明の面白さ
東映Vシネマの可能性〔ほか〕

著作者プロフィール

山根貞男

( やまね・さだお )

1939年生まれ。映画評論家。映画批評誌「シネマ69」創刊に参加。その後も映画批評、映画人への聞き書きなどを続ける。空前の大著『日本映画作品大事典』の編纂もつとめた。

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