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単行本

『砂の器』と『日本沈没』 70年代日本の超大作映画

定価

1,870

(10%税込)
ISBN

978-4-480-87343-9

Cコード

0074

整理番号

2004/03/18

判型

四六判

ページ数

256

解説

内容紹介

大胆なストーリー、美しいロケ風景、あっと驚く大特撮…。70年代的創造力、その魅力と秘密。

目次

はじめに 一九七〇年代日本の超大作映画とは
第1章 泣かせと旅情の文芸大作『砂の器』
第2章 社会派という名のメロドラマ大作『戦争と人間』『華麗なる一族』
第3章 「国民的」?Xケールで構えるパニック大作『日本沈没』『八甲田山』
第4章 語りで見せきる啓蒙大作『人間革命』『ノストラダムスの大予言』
第5章 アイディアで疾走するサスペンス大作『新幹線大爆破』
第6章 ビジュアルで主張するミステリー大作『犬神家の一族』
休憩 異色の大作たち
第7章 伝統と切り結ぶ時代劇大作『柳生一族の陰謀』
第8章 メディアミックスで装う角川大作『人間の証明』
第9章 大胆で繊細な作家的大作『太陽を盗んだ男』

著作者プロフィール

樋口尚文

( ひぐち・なおふみ )

一九六二年生まれ。映画評論家、映画監督。著書に『グッドモーニング、ゴジラ 監督本多猪四郎と撮影所の時代』『実相寺昭雄 才気の伽藍』『ロマンポルノと実録やくざ映画』『女優水野久美』『万華鏡の女 女優ひし美ゆり子』『「昭和」の子役 もう一つの日本映画史』ほか。監督作品に『インターミッション』『葬式の名人』。

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