東京観音

荒木 経惟 著 , 杉浦 日向子

殺伐とした東京の片隅に、ひっそりと慎み深く、ときに妖艶に佇みながらこちらを見守ってくれる仏さまたちを巡って著者二人が寄り添い歩いた、江戸観音巡礼の旅。

東京観音
  • シリーズ:単行本
  • 2,420円(税込)
  • Cコード:0072
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1998/01/22
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:A5変判
  • ページ数:216
  • ISBN:4-480-87607-3
  • JANコード:9784480876072
杉浦 日向子
杉浦 日向子

スギウラ ヒナコ

杉浦 日向子(すぎうら・ひなこ):1958‐2005。東京生れ。漫画家、文筆家。「通言室乃梅」で漫画家としてデビュー。以来、一貫して江戸風俗を題材にした作品を描き、1984(昭和59)年『合葬』で日本漫画家協会賞優秀賞、88年『風流江戸雀』で文藝春秋漫画賞を受賞。NHKTV『お江戸でござる』の江戸解説者として長年活躍し、エッセイストとしての著書も多いが、『ごくらくちんみ』『4時のオヤツ』では小説家としても腕の冴えを見せた。2005(平成17)年7月、下咽頭がんのため46歳で逝去。

この本の内容

古くから日本人に親しまれてきた観音さまは、人とともに喜怒哀楽の情をあらわす、いわばまだ悟りのきわみにいたらぬ修行途上の仏さま。殺伐とした東京のそこかしこ、そんな風情で、またときに妖艶に、ときにひっそりと慎み深く佇みながら、こちらを見守る観音さまや石仏を巡っての、経惟・日向子の愛の道行き。観音さまひとくちメモ、対談を付す。

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