loading...

単行本

幕内秀夫の がんを防ぐ基本食

定価

1,540

(10%税込)
ISBN

978-4-480-87775-8

Cコード

0077

整理番号

2006/11/09

判型

四六判

ページ数

224

解説

内容紹介

「ごはん・味噌汁・漬け物」で、がん予防!『粗食のすすめ』の著者が、帯津三敬病院等で長年がん患者の食事指導をして考えた簡単でおいしい、がん予防、再発予防のための食事法。ライフスタイルに合わせた指導法だから、あなたも今日から即実践できます。

目次

序章 まず「この五十年」を見直すことから
第1章 あなたの「食事」を変える12講(基本 「ごはん」を中心に5対3対1対1
朝食 「中途半端朝食」ならば、いっそ抜きなさい
昼食 外食選びは「マイナス」志向で
夕食 「夕食」が一日の食のスタイルを変える
主食(ごはん―コメ) 食の改善は主食の充実から始まる ほか)
第2章 実例 食の相談ビフォー&アフター(仕事上のストレスから砂糖漬けに
化学療法中+玄米で食欲不振
「食品」には気をつけていても「食事」は油だらけ
「健康食品地獄」で体調不良に
ビールのためのつまみが問題 ほか)
第3章 帯津良一×幕内秀夫 「食事でめざすのは七十点でいい」

著作者プロフィール

幕内秀夫

( まくうち・ひでお )

1953年茨城県生まれ。東京農業大学栄養学科卒業。管理栄養士。伝統食と健康に関わる研究を行う。現在フーズ&ヘルス研究所代表。学校給食と子どもの健康を考える会代表。帯津三敬病院、松柏堂医院等の医療機関で約30年にわたり食事相談を行ってきた。主な著書に『粗食のすすめ』(東洋経済新報社)、『なぜ、子どもはピーマンが嫌いなのか?』(西日本新聞社)等多数。

この本への感想

 がんを患った方のために予後の食事はどうあるべきかを指導された経験が紹介されているが、内容を読み進むと、がんを患った方だけではなく成人病やその予備軍の方々にも十分に通用する食事指導と思う。
 それも満点を目指すのではなく、70点で行きましょうと気持の部分で余裕を持たせてくれるので、変な力みも必要がない。
 本書は誰もが食とは何かを理解できるように優しく解説されているが、巻末に帯津三敬病院の帯津名誉院長との対談の中に今後の食のあり方が示唆されているのに感心した。
 読後、この幕内氏から聞きたいと思ったのは食材の選び方だろう。たとえば、日本酒を飲むならば純米酒が良いとか、玄米はどこで入手するとかを書いてあるが、その素材にまで踏み込んで欲しいということである。
 さらに、心の問題と食とを結びつけた話も期待したい。
 こうなってくると、食から社会問題にまで発展しそうだが、この幕内氏が語れば気楽に「なるほど、なるほど」と頷けるからである。

佐々木 昇

さん
update: 2007/02/01

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「単行本」でいま人気の本

これから何かを始めたい人たちへ