自らを欺かず ─泡鳴と清子の愛

「たとえどんなに寂しくとも、自らを欺かずに生きていこう!」――自然主義作家・岩野泡鳴とその二度目の妻・遠藤清子の愛の軌跡を自在に描いた、渾身の作。

自らを欺かず ─泡鳴と清子の愛
  • シリーズ:単行本
  • 2,640円(税込)
  • Cコード:0023
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2001/04/20
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:304
  • ISBN:4-480-88516-1
  • JANコード:9784480885166

この本の内容

自然主義作家・岩野泡鳴とその二度目の妻・遠藤清子。二人の愛の軌跡を自在に描き切った渾身の作。

この本の目次

「苦しき恋」と政治の季節
霊が勝つか、肉が勝つか
蜜蜂の家
「母の胎内において男と女は平等であった」
愛の闘争・修羅の日々
泡鳴と貞操問題
枯草の日の記憶
もうひとつの愛―清子と達之助
「先づ子弟をして婦人を尊敬せしめよ」
解放と飛翔の時
「別れたる夫泡鳴氏の死の驚愕を前におきて」
三つの墓の秘密―泡鳴・清子・達之助

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